【不動産売却の基礎知識26】安心できない不動産詐欺の手口

こんにちは。リノベ不動産吉川駅前通り店の河田です。 


不動産のご売却には多くの失敗事例が潜んでいます。
本メールでは、当社にお問い合わせをいただいた皆様が
不動産のご売却で失敗をしないために
有益な情報をお届けしています。
ぜひ最後までお読みください。
 
今回のテーマは
「売却時の詐欺の手口と対策」についてです。
 
不動産取引は、大きな金額が動くこともあり、
トラブルに発展することは、決して珍しくはありません。
 
トラブルのひとつが、不動産売却時の詐欺行為です。
これは、他人ごとではなく、将来自分に起こりうる可能性も
あると考えて対策しておくことが重要です。
 
「実は詐欺だったのかもしれない」
と感じるのは、取引契約後がほとんどなのです。
 
そういった被害に合わないように、
契約前に気づくためにも詐欺の手口を知り、
対策を立てておくことが大切です。
 
詐欺の代表的な手口は「不当な価格の設定」です。
 
不動産売却は、不動産の取引相場を知らないと
不動産会社の言い値で判断してしまい、
その価格のまま売却となります。
 
不動産の買取ではなく仲介の場合、
査定額が不当に低い価格ですと、
仲介手数料も低くなるため、
不動産会社にメリットがないように思われませんか。
 
そこが、この詐欺のトリックなのです。
 
購入希望者様がその不動産会社の関係者の場合
安い査定額で購入させることで、物件を転売して通常より
多くの利益を得るメリットにつながるということです。
 
また、仲介手数料以外の部分で
高額の請求をされることもあります。
 
不動産会社の仲介手数料は、
「不動産の売買価格×3%+6万円+消費税」
という上限が法律で定められています。
 
そのため、不動産会社は、
仲介手数料を不当に上乗せすることは
リスクが高く、ほとんどの場合ありません。
 
しかし、土地の測量費や、家屋の調査費用、
ハウスクリーニング費用など、諸経費には上限がないため
そうした費用面で、不当に高く請求してきます。
 
売主様が、そうした費用について詳しく知りませんと、
諸経費の見積金額を見ても、その金額が不当であると気づかずに、
支払ってしまう可能性があります。
 
こうした被害に合わないためにも
相場価格を事前に調べることで、
不当な金額での売却は免れます。
 
手数料や諸経費の判断は難しいですが
少しでもおかしいな、高いなと感じた際は
金額の内訳表を出してもらい
説明をしっかりと受けましょう。
 
それでも納得できない場合は
消費者センターに確認するなど、
早め早めの行動をされることが大切です。
 
以上のように相場や知識がないと、
不動産売却時の詐欺は判断が難しくなります。
 
悪質なものですと、売却代金を支払うより先に
登記変更に必要な書類を受け取り、
勝手に登記書き換えを行う事例もあります。
 
これは、不動産取引の場合、
不動産の売却代金の受け取りと、
登記移転は同じ日にするのが常識となっています。
 
不動産の所有を主張するには、登記されていることが必須です。
そのため、登記が書き換えられてしまうと
不動産を取り戻すことは、容易ではありません。
 
こういった詐欺に合わないためにも
売却に関わる知識をしっかりと
身につけてください。
 
弊社は、不動産売却に関する情報と知識が豊富です。
不動産売却のお手続き方法などのご相談に、
迅速にお応えしております。
何かございましたら、お気軽にご連絡ください。
 
本日は以上です。
 

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