【不動産売却の基礎知識27】そもそも売買仲介のしくみって??

こんにちは。 リノベ不動産吉川駅前通り店の河田です。

不動産のご売却には多くの失敗事例が潜んでいます。
本メールでは、当社にお問い合わせをいただいた皆様が
不動産のご売却で失敗をしないために
有益な情報をお届けしています。
ぜひ最後までお読みください。
 
今回のテーマは「不動産仲介業の仕組み」についてです。
 
基本的な内容ですが、不動産仲介業の仕事と
仕組みについてお伝えいたします。
 
業界の仕組みをご理解いただくことで
売主様がご注意される点や
不動産仲介会社を通すメリットを
ご理解いただけます。
 
不動産仲介とは、ご所有不動産の
売買を不動産会社に依頼をすることです。
売主様ご自身で、購入希望のお客様を探す手間を、
省くお手伝いとなります。
 
不動産の売買は個人でも不可能ではありません。
しかし、物件を販売するためには、
広告やチラシ、SUUMOやホームズといった
不動産ポータルサイトに情報を掲載しませんと、
購入希望者様の目には止まりません。
 
この掲載にも、当然広告費がかかりますし、
掲載依頼などの手続きもご自身でしなければなりません。
 
そして、購入ご希望のお客様との打ち合わせも、
ご自身でご連絡をされて、その方に合わせて時間を調整し、
物件のご案内をしなくてはなりません。
 
このように、時間と労力がかなりかかる作業は、
売主様ご自身で行うのは、なかなか難しいものがあります。
 
そして、何より不動産は高額な商品であることと、
登記などの法律上の取扱いも複雑になっています。
 
そうしたこともあり、それらを対応するために
不動産会社には、宅地建物取引士と呼ばれる不動産取引に関する
国家試験に合格した人材を一定数以上配置することが
義務付けられています。
 
こうしたことから、不動産仲介会社が不動産取引の専門家として、
不動産売買の仲介にあたることができる理由となります。
 
では実際に仕事の内容を解説致します。
 
まず、不動産売買の仲介は、売主様と買主様それぞれに
仲介会社がついております。
 
つまり、通常は1つの取引について買主様と売主様、
買主様側の仲介会社、売主様側の仲介会社と
4者が登場することになります。
 
しかし、売主様側の仲介会社が買主様を自らのルートで、
探してくることもあり、この場合は1つの不動産会社が
仲介を担うことになります。
 
売主様側と買主様側の仲介会社が異なる仲介のことを
「片手取引(片手仲介)」といい、
 
売主様側と買主様側の仲介会社が同じ仲介のことを
「両手取引(両手仲介)」と呼びます。
 
また、中には買主様側と売主様側のいずれか、
もしくは両者に2社以上の仲介会社がつくこともあります。
 
複数の仲介会社が、1つの取引に関わる仲介のことを
「あんこ」と呼びます。
買主様や売主様から見ると、仲介依頼をしている不動産会社の
背後にいる不動産会社は表向きに見えていないため、
饅頭の餡子に例えて「あんこ」と呼ばれています。
ただ、「あんこ」が存在しても、仲介手数料は増えません。
 
不動産売買の依頼を仲介会社が受ける場合、
お客様とご依頼の契約を結ぶことになります。
 
専任契約と呼ばれる契約であれば一社のみ
一般契約と呼ばれる契約であれば複数社と
仲介契約をすることができます。
 
弊社では、お客様の大事な資産である
不動産の売却のために、真摯にお手伝いをしてまいります。
ご興味がございましたら、よろしくお願いいたします。
 
本日は以上です。
 
 

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