【不動産売却の基礎知識28】 不動産が売却されるまでの流れと仕組み

こんにちは。 リノベ不動産吉川駅前通り店の河田です。

不動産のご売却には多くの失敗事例が潜んでいます。
本メールでは、当社にお問い合わせをいただいた皆様が
不動産のご売却で失敗をしないために
有益な情報をお届けしています。
ぜひ最後までお読みください。
 
今回のテーマは
「不動産売却の流れと仕組み」
についてです
 
売却の流れをご理解いただくことで、
実際に売り出しを開始してから、
現在が、どのような状態にあるのかを把握することができます。
 
それでは、流れについて解説させていただきます。
 
1:不動産会社への査定依頼
2:媒介契約締結
3:売却活動開始
4:条件交渉
5:売買契約~引き渡し
 
核となる5つの流れについて、それぞれ見ていきましょう。
 
1:不動産会社への査定依頼
 
まず、不動産会社に売却の査定を依頼します。
 
売却査定は、適正価格として、
「おおむね3カ月以内に売却できる価格」が
査定額として提示されています。
 
不動産会社ごとに、査定額や査定方法に
違いがあります。
 
重要ポイントとして、査定の金額のみで、
不動産会社を選ぶのではなく
査定額の根拠や対応の質(担当者の経験値含む)も考慮して
不動産会社を選択されることをおすすめします。
 
他のテーマでも解説していますが、
高値で売り出しを始めてしまうと
結局、値下げをしなければならず
結果的に売主様が損をする
ケースになる可能性がありますので、
お気をつけください。
 
 
2:媒介契約締結
売却の依頼先(不動産会社)を選んだら
次は売却依頼の契約を行います。
 
媒介契約と言いますが、
いくつか種類と特徴があります。
 
専任媒介契約や専属専任媒介契約の場合は
一社の不動産のみ、一般媒介契約の場合は
複数の不動産会社に依頼できます。
 
各契約には、それぞれ規約の違いがございますので
必ず契約内容をご確認ください。
不明点は、担当者に尋ねて理解をされることをおすすめします。
 
 
3:売却活動開始
 
売主様との媒介契約締結後、
不動産の売却活動開始となります。
 
買主様の内見等は、売主様が立ち会うこともできますが、
基本的に売却活動のほとんどを不動産会社が行います。
 
売却活動をするうえで、事前に、担当者に注意してほしい点がございましたら、
売却活動開始時に、打ち合わせをしておきましょう。
 
4:条件交渉
物件内見の結果、購入をご希望された場合
価格や受け渡し日取りなど
具体的な条件交渉を行います。
 
価格交渉が難航した場合、
契約が破談し、他の買主様を探し直す事もあります。
そのため価格交渉の判断は
慎重に行っていただければ幸いです。
 
 
5:売買契約~引き渡し
条件がまとまったら売買契約を行います。
買主様側が、購入資金にローンを活用される場合は、
住宅ローン審査が行われ、
審査承認後に決済〜引き渡しと進みます。
 
ローン審査が通らず契約破談になる場合もあり、
買主様の審査が通るまでは安心できません。
 
なお、仲介手数料の報酬は売買契約時、
決済時などに支払われる事となります。
 
本日は以上です。
 

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