【不動産売却の基礎知識37】住宅ローンが残っている不動産の相続ってどうするべき?

こんにちは。リノベ不動産吉川駅前通り店の河田です。
 
不動産のご売却には多くの失敗事例が潜んでいます。
本メールでは、弊社にお問い合わせをいただいた皆様が
不動産のご売却で失敗をしないために
有益な情報をお届けしています。
ぜひ最後までお読みください。
 
 
今回のテーマは「住宅ローンが残っている相続不動産の売却」
についてです。
 
不動産とはとても高額な商品となります。
 
数百万円で購入できる物件や、
高いものですと数千万円、数億円という
値段がつくものも珍しくありません。
 
高額な物件になると、多くの方が「ローン」という形で
不動産を購入されます。
 
ご売却を検討するタイミングで、
ローンのご返済が完了している不動産であれば
何の問題もありませんが、
 
まだローンの途中というケースも
当然、あり得ます。
 
相続不動産で気になるのが、
残りのローンのご返済ではないでしょうか?
 
相続人が支払い続けるのか、
それとも免除になるのか、
 
相続人が支払い続けると思われている方も
いらっしゃるかもしれませんが、
 
ほとんどのケースで
住宅ローンの支払いがなくなる場合があります。
 
なぜなら、住宅ローンを組む段階で
多くのケースで「団体信用生命保険」というものに
加入しているからです。
 
団体信用生命保険とは、生命保険の一つになりますが、
住宅ローンの返済中に、
契約者が死亡した場合や重大な障害を負った際に、
 
保険会社が契約者やその家族に代わって、
保険金で残債を払う住宅ローン専用の保険のことです。
 
そのため、相続人に支払いが及ぶケースは
ほとんどありませんので、相続が発生したとしても
慌てて不動産を売却する必要はありません。
 
まずは、金融機関に連絡を行い、
団体信用生命保険適用の申請をすることです。
 
団体信用生命保険が適用されれば、
住宅ローンのプレッシャーから解放されるため
親族間で不動産をどうするかを、
慎重に検討する時間的な余裕が生まれます。
 
このように不動産には一般の方にはわかりにくい
制度や仕組みがたくさんあります。
 
そのため、不動産を売却するときに
必ずして欲しいことがあります。
 
それは、
「お得になる制度や仕組みがないか」
ということを不動産会社に聞くことです。
 
相続が絡んでいる場合は
特に意識した方が良いでしょう。
 
今回は団体信用生命保険について知って
いただきましたが、他にもさまざまな
救済制度が存在しています。
 
慌てて売却することほど
危ないことはありませんので
ご注意ください。
 
弊社では、不動産売却に関する
お手続き方法、法的なことのご相談にもご対応しております。
何かございましたら、お気軽にご連絡ください。
 
本日は以上です。

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