【不動産売却の基礎知識63】住宅の解体費用の相場は?

こんにちは。リノベ不動産吉川駅前通り店の河田です。


不動産のご売却には多くの失敗事例が潜んでいます。
本メールでは、弊社にお問い合わせをいただいた皆様が
不動産のご売却で失敗をされないために
有益な情報をお届けしています。
 
ぜひ最後までお読みください。
 
今回のテーマは「住宅の解体費用の相場」
についてです。
 
古家付きの土地の売却をお考えの場合、
 
その古家の解体費用は、どのくらいかかるのか?
そもそも、家自体を解体してから売るべきなのか?
家を壊さずに、そのまま売るべきか?
という疑問を持たれると思います。
 
まず、家を取り壊す場合ですが、
ざっくりと、その費用は100万円〜300万円程度かかります。
 
これは、家の大きさや、構造、立地、
解体に付随するその他の工事などによって、
正確な解体費用が決まります。
 
まず、家の構造によって
解体費用の目安は変わります。
 
一つの目安として、
木造の場合は坪4〜5万円
鉄骨造の場合は坪6〜7万円
RCの場合は坪6〜8万円
 
くらいの金額になると言われています。
 
実は、同じ坪数の場合、2階建てより平家の方が
解体費用が高くなる傾向にあります。
 
その理由は、坪数が同じでも平屋建ての
基礎面積と屋根面積は、2階建ての住宅と異なり、
撤去する必要のある基礎のコンクリートや瓦の量も多くなります。
 
そのため、作業賃や廃材の処分費用なども
増えることから費用が高いと言うわけです。
 
他にも地下室がある場合などは
特殊な重機を使用します。
そのため、解体費用が高額になりますので、
注意をしておきましょう。
 
次に、立地によっても解体費用は変わります。
 
極端に土地が狭く、隣地の家屋が近接しているとか、
道幅が狭く、重機を搬入しづらいときなどです。
 
また、家財道具を残したまま解体を依頼しますと
割り増し費用を請求されることがあります。
 
他にも、アスベストが使用されている場合
特殊な処理が必要になることによって
別途費用を請求されることがあります。
 
浄化槽や、外構の撤去費用もあれば
追加されていきます。
 
このようにして、その家の立地や状況によって
解体費用が決まっていきます。
 
そして、当然工事面積が広くなればなるほど、
使う機材が増えれば増えるほど
解体費用はかさんでいくことになります。
 
費用は基本的に一括での支払いになりますが、
金額が高額ですので、ローンを組むことが可能です。
 
新居を購入するなら、そのローンに組み込めますし
売却前提なら、フリーローンなども利用できるでしょう。
 
建物の解体には100万円単位の
高額な費用がかかりますので、
不動産を売却する際には、
解体費用などもしっかり考慮しておきましょう。
 
解体費用を予想せずに、家の売却をスタートさせますと、
後から損をしてしまう可能性が出てくるかもしれませんので、
ご注意ください。
 
その他にも売却に伴いかかる費用は色々ありますので、
ご自身でお調べになるか、不動産会社に相談して、
想定費用をきちんとメモしておきましょう。
 
弊社では、不動産売却に関する
お手続き方法、法的なことのご相談にもご対応しております。
何かございましたら、お気軽にご連絡ください。
 
本日は以上です。




 

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